日々の山行を独自の視点も交えて掲載していきます。
山情報の参考にしていただけたらと思います。
Sanpouzan
<山行記録リスト>  
03-04snowシーズン 1月  2月  3月  4月  5〜6月
04-05snowシーズン 11〜12月  1月  2月  3月  4月  5月
05-06snowシーズン  11〜12月 1月 2月 3月 4-5月
06-07snowシーズン 11〜12月 1月 2月
07-08snowシーズン
上富良野気象データグラフ    2月
  (毎日更新してませんが、できるだけテレ三昧更新時にupいたします)
08.03.08-10. 〜美瑛の雨〜

 8日。南極から帰ってきた阿部幹雄さん。そしてassh講師が集まって呑み交わす。
 9日。道北遭対協雪崩講習会を旭岳で行う。
 デモンストレーションなどを行い、タイトなスケジュールをバタバタとこなしてゆく。
 今シーズンは講師の練習を重ねてきたが、まだまだ修行が必要な自分に気づく。

 10日。夜中に札幌旭山記念公園に移動し、昨日はいなかったmashの樋口さんと講習会をする。
 今日も痛いほどの太陽とザラメを目の前に、  「春だねぇ〜」 と二人で笑う。
 あらためて樋口さんの講師姿を観察し、自分の未熟さを痛感。
 もっともっと頑張らねばと、活性の悪い脳に活を入れる。

 今シーズン最後の講習会を終え、樋口さんと握手を交わす。
 「お疲れさん。これにて講習会のコンビ解散!」
 来シーズンは南極の地にいる樋口さんに言われたこの言葉には色んな重みがあった。
 
 真夜中に帰宅し、翌朝起きたら、美瑛は雨が降っていた。
 「春やなぁ〜」




08.03.04. 〜仕切りなおし 前十勝〜
 
 天候:高曇り、時々晴れ
 気温:-3℃
 風:無風
 積雪:締まったバーン(所々シュカブラ)の上に
     10〜30cmのパウダー(湿気が抜けてできた雪質)、所々厚いサンクラスト

 昨日の快晴は山に入らず、近所でジョギングして気分転換していた。
 久しぶりに違うことすると何故かリフレッシュされてキモチイイ。
 
 さて、今日は雪の深さも解消されて細板で楽しめるかなと思い、山に出かけると、
 かっちゃん&愛ちゃんに出くわし、まっちゃんにも出くわし、結果みんなで前十勝に行くことに決定。
 雪は抜群だ!
 ベースの上でサラリと載ったパウダー。
 そして頂上近くまでバッチリついた雪は、前十勝では稀に見るコンディッションだ。
 期待に胸を膨らませて登る登る。
 1本目。
 若干のシュカブラに跳ね飛ばされながらもボブスレーシュートを降りてゆく。
 かっちゃんたちは一気にトップから駆け下りてきた。
 さすがにこの距離を細板では疲れてノンストップで下れない。。。く、くやしい。

 2本目。
 一気に晴れ間が広がり、気温は急上昇!
 登る最中に雪がみるみる悪くなる。
 こ、これは手ごわい。
 かっちゃんたちとは別のラインをとって、少しでも最後に斜度のあるところへ滑り込む。
 途中、激深な雪にやられたり、ビタ止まりのモナカにやられたり、全身雪だるまになりつつも
 この天気にしては最高に楽しめた。
 帰りは。。。もちろんバリバリ系の100% on the trail
 
滑走ラインを見てhappy dayを振り返る 
 



08.03.01. 〜上白糖ナ雪 前十勝〜
 
 天候:雪
 気温:-3℃前後
 風:5m前後
 積雪:分厚〜〜く、中に黄砂とモナカとシュカブラを含む上白糖チックな重雪

 講習明けから体調崩したり、膝の痛みがひどかったりと散々で、
 せっかくのオフを自宅で過ごしていたのだが、
 ようやくそれらも治まり、粉雪を味わいたくなっってきた。

 朝。
 一応視界がある。
 三段山クラブの旦那さんは今シーズン全く前十勝に行ってないらしく、相当行きたいようだ。
 当たるも八卦。当たらぬも八卦。

 森を越え、ラッセルをはじめた瞬間に答えは出た。
 「強烈だ。。。」
 オレは深かったり重かったりする雪はまだ膝に負担が大きいので、
 浅い所だけほんの少ししておく。
 それにしても、雪崩講習に奔走してる間に体力がハンパなく落ちている。
 
 そのうち吹雪き始め、視界は消えてしまい、みんながシ〜ンとしているので 
 声を張り上げて盛り上げる。

 さて。。。滑りますか。。。滑れますかねぇ。。。とりあえずいきますか。。。
 そんなこんなでみんなシュカブラでやられまくる。

 その後はもっさりとスピードが出ないまでも滑れる雪で楽しい。
 (正確には久しぶりの山なので何でも楽しい!)
 
セキセイインコが停まれそうなほどスピードは出ない
 しかしここからがくせものだった。
 ガッツリ深くて重い雪の癖に、中にはでかいシュカブラが隠れているのだ。
 こんな標高の低い所で待ち構える悪魔に次々と餌食になる俺達。

 もう1本登るかどうかに対して、札幌からkinpeiさんの答えは
  「風呂に行こう」
 正解であった。

 風呂に浸かると雨のような雪が真っ直ぐ落ちてきた。
 でも、山も仲間も楽しい。


08.02.23-24. 〜三国峠はさぶかった。。。講習会〜

 22日に樋口さんと落ち合って、今日は糠平へ向かう。
 先日のロケ放送を見るべく車を飛ばしたが、放送されていたのは十勝ローカルだったのだ。
 右手に握られた生ビールが空を切る!

 それにしても寒い!
 2日目、バクダン低気圧が上空を荒らしたが天候は快晴。
 いつの間にやら山の谷間は-20度となり、全ては痛い世界になってゆく。
 もっといい防寒服欲しいなぁ〜



08.02.20-21. 〜天女の湯で昇天!?〜

 NHK取材にて旭岳の天女の湯に行ってきました。
 事の始まりは、樋口さんからの電話。
 樋口さん 「ぱっちまん。いい仕事が来たぞ」
 おれ    「まじっすか?膝痛くてもできそうですか?」
 そんな会話で即決定。

 取材当日が近づくにつれて心配なのはお天気だ。
 2月の旭岳でビデオ取材は何時間かかるんだろう? 裸体で寒さに耐えれるのか?
 などと同行のkikちゃんと心配する。
 ヌタプさんでは前泊し、夜中まで春菜さんと呑みまくり、奥さんには怒られる始末。
 そんな心配とは関係なく、しっかり晴れていただきました。
 
快晴の旭岳
 
さて晴れてる間に滑りを2本撮り(放送ではなかったようで。。。)、天女の湯に向かう。
 穴ぼこを順番に探して見つけ出す。
 
温泉探しをムーブにセットしたカメラで追う
 
木枠と石組みでできた湯船だが、水深15cm。。。
 バクテリアと腐葉土と土砂に占領された湯船からそいつらをかきだす作業から始まった。
 ヌッタヌタ、ブチュブチュ、めり込み系の底である。
 しかしメゲテハイケナイ。
 快晴の2月。今日しかないのだ。
 kikちゃんとオレは素っ裸になって一気にバクテリアの海に、いやいや温泉に浸かる。
 「ヌゥヲ〜〜〜〜ッ!」という表現が、全てをあらわすと言って過言でない。
 しかし一度浸かってしまえば湯温40度の天女は、マッタリと心地良いではないか!
 
最初の寒さのため、帽子を脱いでいなかったのはご愛嬌だ。
 色んなアングルからカメラ撮りを行い、「まだ大丈夫ですか?」の
 蛭田カメラマンの言葉だったが、湯温は快適なのでどうぞ〜続けてくださいと返す。
 そんなこんなで1時間は浸かっていただろうか?
 今日のメインイベント、湯船からの脱出である。
 快晴弱風のため気温は低く、少しの風でも強烈に寒く感じるのだ。
 まずは湯船に浸かったまま上半身から着衣。
 かなり間抜けな姿である。
 
 
〆のコメント撮りで緊張しまくる
 撮影もほとんど撮り終え、翌日も少しだけ撮影して終了。
 時間があったので1本、盤ノ沢を滑りに行くものの、前日のシュプールが
 残ったまま凍っているので膝に悪いからこれにておしまい!

 簡単なロケであったが、天女の湯なんて自分達でこの時期あまり行こうと考えないから
 ある意味貴重な体験で、面白かったですよ〜


08.02.19. 〜受傷Anv.1st? 〜

 早いもので靭帯を損傷してから1年です。
 ツアーができない分、雪崩講習の仕事など今まで以上に集中できた。

 最近、家の周りの雪はねができないくらい膝が痛かったり、
 板がほとんど踏めなくなってきてガックリきてますが、ひとつだけ希望の光が!
 なにげなくスクワットをしている左足を観察していると、今まで180度以上には伸びなかった膝が
 伸びてるではないか!?
 だから雪撥ねで膝が逆に向いてる感じがしたのか。。。
 つまり、膝周りの四頭筋の筋肉をつけられる!?
 な、長かった。。。
 テレマークスクワットすら今はできない膝だけど、なんとかモチベーションがでてきた。
 しかし、通常の位置まで膝が伸びるというのはある意味諸刃の刃。
 その位置で耐えれる筋肉は全く無く、生まれたての小鹿のように足が震える。
 充分に注意してトレーニングしよう。

 窓の外では今シーズン初めて、アカゲラが電信柱にやってきた。 



08.02.17. 〜上富良野町教育委員会、町民山スキー教室〜

 天候:雪
 気温:未計測
 風:なし
 積雪:上から、40センチ羽毛パウダー、30センチパウダー、20センチこしまり雪、20センチこしもざらめ

 とっても堅い題名である。
 今日は上富良野町が町民のスキー離れを何とかしたい!底辺を広げたい!
 という思いで上富良野町教育委員会が企画した町民山スキー教室の案内。
 良いじゃないですかぁ〜この企画。
 しかも 「 山スキー! 」 っつうところがいいっすねぇ〜
 せっかく裏山に世界最高のパウダーが降る町なのに、町の人が山に行かないなんて寂しいからね。

 温泉街に着くともの凄い積雪が一晩で積もったようだ。
 除雪中の凌雲閣の圭治さんと話すると、急斜面はヤバイ!ヤバイよ。
 ということなので、何箇所かピットを掘って確認。
 うかつな所にツボ足で入ると胸ぐらいまで沈んでしまう。。。
 初心者なので無理もせず、というか選択の余地無しで三段山ノーマルルート。
 参加者はカミフ会の雪崩セミナーにも参加してくれたjonさん夫妻。
 しっかりついてるトレースを頂いてゆっくり登っていく。
 この積雪量は滑れるのかぁ?と思いつつ登っていたが、
 次々滑り降りてくるスキーヤーは問題なくスモークを巻上げている。
 「さ、サイコーだ。。。」
 2段目に差しかかった頃に時間切れとなってここから引き返すことにする。
 教育委員会の林さんがサポートについてくれる。
 「さて滑りますか!」
 まったくもって抵抗の無い雪は窒息寸前のパウダーを体験させてくれます。
 二人も順番に滑り降りてくる。
 ボードのjonさんは快適にスプレーを上げ、
 奥さんはおっかなびっくりでパウダーを全身で浴びまくる。
  
 全身でパウダー満喫中の奥さんをヘルプする林さん。動物園のアザラシみたいに頭しか出てない。。。

 
がんばって白銀荘まで滑り降り、粉まみれの1日が終了。
 カミフの町も山スキーをする町民がもっともっと増えると良いですね〜
 



08.02.15. 〜故障。。。〜

 3連休に入った時、翌日のthe dayのために朝からシールのグルーを張替え、せっせと用意をしていた。
 のだが、、、樋口さんより暗い声で電話が入る。
 「運転手してくれ」
 ここでは訳は言わずにおこう。
 ということで、富良野西岳から降りてきたMASHツアー一行をお出迎え、ハイエースで南富良野の「なんぷ亭」へ向かう。
 何故かそこには見慣れた赤いステップワゴン。 
 そして荷台から荷物を降ろそうとすると。。。。
 「おれの荷物積み忘れた。。。」
 「ジャケット貸してやろうか?」のボンズ先生の優しい言葉だったのだが、
 装具まで忘れてしまい!ゲレンデすら滑れない。
 「今日はヤケ酒だ!!」

 そんなこんなで昨日の朝。
 故障した。
 「何がって?」
 オレの奥歯だ。
 2年に一度、痛くなりやがるこの歯は、もう15年くらいになるだろうか?
 速攻医者に駆け込むと。
 歯医者さん「もうダメです」
 オレ「抜いてくれ」
 メェキメキメキッ!!!
 あっという間に奥歯が手元に。 「ふっ、迷惑な奴め。アバヨッ!」
 
 
 で。
 その帰り、また故障した。。。ことを思い出した。
 「何がって?」
 おれのデリカだ。
 このクソ寒いのに、暖か〜〜〜い空気が流れてこないじゃないか!
 チビチビ漏れてたクーラントのせいだな?
 その足でクラーントと穴埋め材を購入してデリカに投入!
 「ふっ、金のかかる車め! 頼むから壊れないでくれ」

 おっと、こんなこと書いてる場合じゃねぇんだった。
 実技だけだけれど雪崩講習会をロングランでやります。
 結局今年はツアー復帰出来なかった。。。
 そのかわり別のことで社会貢献しよう。



08.02.04-08. 〜男組! 島根県江津消防 雪崩セミナー〜

 何年ぶりかの本州入り。
 その夜、前泊の広島空港に降り立った瞬間。。。な、なんて暑いんだ。。。
 雪なんて全く無い。
 しかしながら、近くの恐羅漢山で遭難騒ぎがニュースで流れている。
 消防の人たちは出計らってんではないだろうか?と心配したが、隣だそうで関係なかった。
 この夜は阿部恭浩さんと広島風お好み焼きを食いまくる。
 そう。 ハシゴで食いまくるのだ。

 2日目は現地入りで下見。
 迎えの車で中国山脈を越えた瞬間、豪雪となる。
 「凄い雪ですねぇ」の問いに、「ここ数日で一気に降ってくれたんですよ〜。一時は講習もどうなることやらで・・・」
 なるほど。1日で40センチづつ降ってくれたのは山の神様が、ちゃんと練習しろよと用意してくれたんだな。
 下見は「瑞穂ハイランドスキー場」
 このあたりでは有名らしく、大きいし、斜度は凄いし、年にあるかないかのパウダーが降っちゃったし、
 おまけにピーカンだし(泣)。。。平日に関わらず九州ナンバーの車など、もの凄い数だった。
 ううぅ。板を持ってくりゃ良かった。。。

 3日目からは本チャン。
 ガタイの凄い男組達が集まる。
 消防の講習とはいえ、個人で講習費用を出してまで来ている本当に意識の高い男組の集まりだ。
 瑞穂ハイランドのパトロールも参加してくれている。
 午前は座学。
 消防さんが相手とあって、組織的レスキューにも重点をおいた内容となる。
  
 
聞いてる立ち姿は完璧に消防だ! 
 午後はビーコントレーニングとゾンデーレン。
 いつも相手となる山屋さんとは違い、初めてシューを履く者もいるし、
 ビーコンなんて初めて触るという、一昔前の講習会の感じだった。
 だが、だんだんコツも掴むし、特にゾンデーレンの組織行動は一発目から目を見開くほどの統率がとれており、
 今まで講習で見た最高のゾンデーレンだった。
  
 
ゾンデで人体の感触を掴む   斜面を使ってのビーコントレーニング
 お約束の夜の懇親会は酒が入ると暑い男組。
 さすがに○族になることはなかったが、昼間の質問や他に聞きたいことをバンバンぶつけていただいて、
 暑い夜はにごり酒とともに撃沈してゆくのであった。

 講習2日目
 またも積雪が増えている。。。
 なぜオレはシューを履いているんだろう。。。
 今日は吹雪の中、積雪観察・弱層テスト・レスキュートレーニング。
   
 
     断面観察          レスキュートレーニングでゾンデーレンと掘り出しをしてるところ

 とくにレスキュートレーニングはビーコンの扱いがまだまだ慣れてないせいか時間がかかる。
 しかし、先日同様、組織的な動きや要救の取り扱いはかなりいい動きだった。
 そんななかでもいい面悪い面ははっきりとし、今後の練習につながっていくだろう。
 日が暮れる直前で講習は終わり、島根の暑い講習会は無事完了した。

 彼らの救助への暑い思いと努力はすぐに実るだろう。
 事故があって彼らが出動することが無いことを祈るが、
 日々我々のために努力している消防の人たちに感謝の意を表したい。
 
 
               
   最後にパチリ!
 



08.02.03. 〜のんびりいきませう 音江山〜
 
 天候:晴れ時々雪
 気温:未計測
 風:5m前後
 
 先日の前十勝は悔しかった。。。
 膝の痛みで力が入らなくなる斜面は練習にならん。
 「島根行きの準備もできたし、メロウな山なら行きます。」ということで、
 三段山クラブで音江山に直行。

 なんだか春めいた雪とお天気。
 田中家Aiちゃんも帰省していて久しぶりに再会する。

 のんびりした山へ10000kcal使うぐらい林道で喋りまくる。
 メロウすぎる斜面で1本滑ってから山頂へ到着。
 あいにく、ガスが出て視界が少ないがお楽しみはこれからだ。

 山頂直下は俺的にまだきついので、1本外れた緩めの斜面へ飛び込む。
 結構な斜度に細板が走りまくってチョイヤバだったが、雪も良くて気持ちいい。
 その後、トラバースしながら美味しい斜面をみんなでいただく。
  
 
問題の快心!?の滑りだったkinpeiさんと見えないぐらい遥か上方でそれを見つめきっていたT.papa
     
                                 
  
 
親子でおんなじポーズ(左:Aiちゃん 右:papa)&おんなじ笑い顔
 おれも今日はなんとなくいい具合でスベレタ。
 
 帰り道のクネクネボーゲンは踏ん張れなくなってとっても膝に堪えたが、何とか帰還。
 メデタシメデタシの1日でした。

 あすは島根行き。
 ひっさびさの飛行機に乗れるのでワクワクだぜ!
 窓際の席だったらいいなぁ〜〜〜〜




08.02.01. 〜メタメタにやられまくる 前十勝〜

 天候:快晴のち曇り
 気温:-15℃
 風:5〜10m
 積雪:ベースのしっかりした(標高の高い所はアイスバーン)の上にパウダーが10〜20cm

 快晴だ! the dayだ! っと思いワクワクする朝。
 白銀荘に着くと前十勝は面ツルだった。
 今日は革靴ではなくT2をセレクトする。
 T2は去年あたりから歩いてると異常なほど足が痛くなってたのだが、
 ちょっと改造してみて具合をみたかった。
 &久々にガッツリ前十勝の標高の高い所から滑れそうだったから。
 ブーツの重量が増した分、ボレーbinのワイヤーを取り外して3pinにする。

 1600辺りからはアイスバーン。ここから滑ろう。
 しかしながら、お日様は隠れ始め、面ツルが災いし、目標物の無い斜面は
 酔っ払い運転のようにやられまくる。
 斜面を変えてゆくと今度は3pinが具合悪く右足だけ板が揺れまくってどうにもならん。
 どうやらT2のピン穴がヘタって広がってるようだ。
 2本目はケーブルを取り付ける。
 アイスバーン地でも板がずらせてキモチイイ〜
 が、今度は膝が痛くなってきて力入らず。。。無念。
 その後ボトムまでは癖のある深雪にもやられまくり今シーズン一番のコケ回数。

 でもまぁ、楽しいもんだ。
 この悔しさがテレマークだぜ。

 白銀荘でくつろいでいると、04年に一緒に山に行ったタケさん、ミノリさん、千春さんが来ていて
 久しぶりの再会となる。
 昔の写真なども見ながらみんなで大笑いし、今日最高のgood timeだった。

 やっぱ、山での笑顔が最高だね〜

 



08.01.31. 〜一息ついて〜

 今年は講習会が続き、さらに来週からは島根県での講習があるのでPC前でスライド作りを貫徹していた。
 集中してやるとものすごく勉強になるのだが、いかんせんケツが痛い!
 腰痛防止の椅子を買おうかと本気で悩んでしまうが、準備もほぼ完了。
 明日は山に行く予定なので膝の調整がてらスキー場で軽く滑っておく。
 晴れた心地良い日だ。
 帰宅してからは先日とどいた古本を手に取る。
  「東北山スキー100コース〜滑走記とデータ」
 
 絶版でしかもなかなか手に入らなかった本だったので楽しみだ。
 内容のデータはかなり古いものの、なんとなくスキー旅をしている様子になっておもしろい。

 ”南面白山”  
  「・・・小雪の舞う視界50mでは何も望めない。ツエルトに入っての昼食となる。
   コンロの上には焼網が渡されて、シシャモを焼いて、ビールの栓を抜く。
   たちまちシシャモの香りがツエルト内に充満する。」

 こんなにのんびりとしたツアーはテレマーク向きであり、なにより東北らしくていいじゃないか。
 なんだか昔、野郎3人が山頂直下でツエルトに入って冷えたパンをかじりながら
 天候待ちしていた侘しさを思い出してしまった。
 北海道の寒さじゃ、こうはのんびりいかないからね。

 「あぁ、また東北行きたいなぁ〜〜〜」



08.01.26-27. 〜ASSH雪崩セミナー 手稲パラダイスヒュッテ〜
 
 24日からの大荒れの天気はどうやら札幌だけのようだ。
 前日入りで搬入をするも、あまりにも雪の深い林道をラッセルしながらソリを曳いていると、
 「馬ってえらいなぁ。。。。」と、歯を食いしばりながら考えたのであった。

 26日初日。
 昨夜から降り積もった極上のパウダーを横目に講義から始まり、ビーコントレーニングなど。
 受講生のビーコン所持率は高まり、ほぼデジタル化されている。
 講習内容もその場で合わせてアジャストしながら、とにかく個性的なデジタルビーコンを練習してもらう。

 27日。
 シャベリングなどあたらしい技術も含めて試行錯誤。
 断面観察や弱層テスト、埋没体験をし、レスキュートレーニングを行う。
 最近は道具の進化のおかげで以前より捜索時間が短くなるが、やはりそれだけではない。
 時間が短くなったなら他にできることがいくらでもある。
 講義内容もそれに合わせて研究と変化を必要とされている。
 正解の無い現場のレスキュー方法には、ひとりひとりが多くの引き出しを持つこと、
 精神的な強さをもつことが必要だ。

 ASSH講師陣も今回の講習を経て、新たに見えてきた次へのステップを目指して具体案をだし、
 変革してゆくことをお互いに確認し終了となった。 




08.01.23. 〜white & blue〜
 天候:快晴
 気温:−11〜−8℃
 風:無風
 積雪:表層より、降雪結晶10cm
              〜サンクラストを場所によって含むこしまり雪25p
                                   〜弱層こしもざらめ雪が厚く続く
          (新田式ハンドテストにて、肘でせん断、評価3。
                破断面はギザギザ。弱層は厚くハンドテストの深さでは確認できず。
          18〜19日でこしもざらめ生成、20〜21日多量の上載降雪と21日晴れによるサンクラスト、
                                               昨夜の降雪結晶にいたるものと思われる。)
 
 シューッイ、   シューッイ、   シューッイ    ・・・・・・・・・
 だれもいない森にシールのつぶやきが聞こえる。
 頼りなげに見えるスキーが
 ぐんぐんと上に向かっていく。
 そらは真っ青なのに
 ひらひらと雪が舞い落ちてくる。
 そんな新しい相棒と斜面を転げまわる。
 だんだん滑るにしたがってお互いを解りあったりケンカしたり、まるで日常の一幕。
 最後に輝く山を振返り
 ふたたび森へと消えてゆく。

 




08.01.20. 〜深雪で革靴細板もおつなもので  三段山〜
 天候:雪
 気温:−15℃
 風:5mほど
 積雪:中のほうが重めのパウダーが30〜40cm(弱冠昨日のサンクラストが隠れている)

 安静にしていたので膝の痛みは無くなり、昨日はカムイスキー場で調整。
 今日はのんびりと三段山クラブで三段山を目指す。
 もちろん、おろしたての細板で! 楽しみだ〜〜
 しかし天気が良くないので、メロウに滑れる西尾根を目指すことに。
 樹林帯を越え、面ツルの斜面が見えるとワクワクする!
 雪が深く重いので、まずは1本様子見に滑ろう〜
 みんなファット板なので、隠れたクラストは関係なく気持ちよさげだ。
 さて滑るか〜〜
 と、意外と滑れる出ないの! スピード遅すぎるけどヨロヨロして楽しいぜ。
 いやぁ〜〜〜、はじめてテレマークした日を思い出すなぁ〜
 
 さてすぐに帰るはずが、もう1本上まで上がって滑る。
 今度は雪質に変化が多すぎて転倒!
 でも、、、楽しい。
 その後、樹林帯を下りラッセル気味で滑り降り白銀荘へ帰還。

 いや〜〜〜、この深くて中が重めの雪でこんだけ滑れるなら革靴細板も捨てたモンじゃないね!
 今度は雪が浅くなった時にまた行ってみよう。
 テレマーク万歳!

 その後、早い帰還だったのでビーコントレーニングとオルトボックスのS1を試用して遊ぶ。
 まぁ、使い慣れてるせいもあるけど、結局はDSPが最高に早いね。
 4個埋没を電源切らずに5分チョットのそこそこの出来でした。
 う〜〜ん、もっと練習して有効な捜索パターンを身につけようっと。




08.01.16. 〜DSPトレーニング〜
 昨日のラッセルで腰痛、というか筋肉痛。
 「筋力が全然足んねぇぞ〜っ」と、体が訴えてるので近所でビーコントレーニングを行う。
 今日はスピード重視ではない。
 おれのdspバージョンがどんな反応をするのか、癖を確認してゆく作業だ。
 今期は友人とバージョンの違うものや、最新バージョン、講習会でのdspの動きを見ていて、あまりにも機能に差があり、
 新しいバージョンであっても使いにくいという仲間もいる。
 
 メニューはassh5段階法を基本に
 ・フレックスラインを用いた電波誘導法の確認。
 ・あえて電波誘導法を無視した最短距離移動法(かなり難しいが意識して捜索すれば距離が短くて済む)と、コツの確認。
 ・最大4個の複数埋没(20m四方内)でマーキング機能を有効に使うための動き
   beep音変化、マークの距離感とタイミング、次に向かうために離れる距離、
   その後の埋没数に応じた受信&切り離し状況の表示の癖、計算不可能状態に陥った時のリカバリー法
 などなど。。。
 マニアックだけど知っていて損はないトレーニング。また暇なときに練習してみよう。
 おそらくバージョンによっても全く変わってくる可能性もあるので、自分の道具をよく知って、引出しを多くしよう!

 *講習会で見たオルトボックスs1は捜索スタート時にセルフチェックに入ったりして初動が遅れるが、
  複数埋没時にイメージとして捜索できる利点を見せ、結果的にスピードは速い。
  もっと試してみたいものだ。




08.01.15. 〜オーバーヘッド  富良野岳〜
 天候:雪
 気温:−10℃
 風:5mぐらい
 積雪:樹林帯30〜50センチパウダー、1600m尾根付近に40センチほどのスラブ(クラック入る)
     1600mベベルイ沢10〜30cmやや重めのパウダーで底付きするところもある

 講習会前から痛みを感じていた膝が、ずいぶん痛みも取れた感じがしたので富良野岳へ向かう。
 深い先行トレースをありがたく使わせていただき、樹林限界を越える。
 登りに関して痛みは少ないが弱冠気になる。
 視界の無かった上のほうが見えてきたので思い切って標高を上げてみる。
 ベベルイが面ツルに見えるじゃないか!
 視界のある1600m付近の尾根から周辺をじっくり観察して、ジワリとパックスノーに足を踏み入れると、
 予想通りにクラックが走り、パコパコとスラブが落ちる。
 進みながらこまめに断面をチェックしてゆくと柔らかめのスラブが40センチで、その下は羽毛パウダーだ。
 まぁ、スラブ帯はそんなに大きくないので見張りを立ててじっくりベベルイに入る。
 「さぁてと。。。ベベルイってこんなに斜度あったっけ?」
 1年も来ていないから感覚が麻痺している。
 が、そう感じるのはそれが原因でないことはすぐにわかった。
 ジワリとテレターンし始めると、ある角度だけ左足に力が入らない。
 つまりテレターンが全くできないのだ。
 しかし目の前にはオープンバーン。。。
 悔しいがアルペンターンで滑ろう。
 アイスや前日のシュプールにやられながら、中間からはいいパウダーを楽しめた?
 つづいて、お帰りコース。 クイックにターンできず、藪にやられてほとんど楽しめない。
 が、雪はかなりいい!
 悔しすぎる。。。登り返してやる。 樹林限界までは膝から股ラッセル。雪が軽くて助かる。
 最後のラインは小回り道場で〆よう。
 すでにシュプールがいっぱいだが、ラインを選ぶと。。。
 「息できねぇ〜〜〜〜〜〜」のオーバーヘッド!
 ゴーグルの上を飛んでゆくパウダーたちが愛おしい。
 報われた。。。これでこそ富良野岳。
 
 さて、しばらく静養しよう。(できるかどうかは自信ないが。。。)
 また調整すれば痛みもとれるだろう。



08.01.11. 〜南極からの風〜
 自宅ビバークした朝、PCからホットな便りが届いた。
 八甲田で出会い、富良野岳を案内し、今は越冬隊に参加している知人からのメールだ。
 そんな彼女のブログからは南極からの風が吹いている。

 美瑛の玄関先から南極の風が感じられるなんて最高じゃないか。
 
 ブログ:「今日は今日の風に吹かれて」 http://hee3hee3.exblog.jp/



08.01.09-10. 〜第1回カミフ雪崩事故防止セミナー実施〜
 が、上富良野町十勝岳温泉街で行われました。
 この日に向けて多くの人の力が合わさり、ようやくかたちになり、実施できました。
 いつもながら、受講者の真剣さは我々自信を奮い立たせます。
 そして地元でのムーブメントを繋げてゆくために、今後も多くの人たちが関わるだろう。

 個人的には、講習会のマネージメントを終えてとりあえず「ホッ」としています。
 あらためて認識したことは、どんなこともひとりではできないこと、そして「自覚」を持つこと。
 そして次のステージへすぐさま進んでゆこう。
 愛する十勝連峰に笑い声が木魂するように。。。

 追記
 帰宅したら、部屋はマイナス温度で全て凍りついてました。
 融ける翌朝まで何もできず、自宅ビバーク。
 なんて我が家はアウトドアなんだろう!
 
 


08.01.06. 〜みっちー、ケニヤ行きだからラストツアー〜
 天候:曇りのちブリザード
 気温:未計測
 風:5〜10m

 旭岳パークレンジャー時代をともに過ごした同僚”みっちー”が青年海外協力隊としてケニヤに行く。
 そんなみっちーと一緒に滑ろうと仲間達が集まって、今日がホントのラストツアー。
 そんな旭岳は我々に最高のパウダーをプレゼントしてくれた。
 ホワイトアウトの中でルートファインディングをし、見つけたノートラックでフェイスショットを何度も浴びる。
     
 
  みっちー         トバジー          オレ            しのぷー        シラゴン
 
 新たなステージに向かう彼女は、いい目をしている。
 送りだす俺達も次のステージに向かおう。
 
 次のセッションは2年後だ。
 がんばってこいよ! みっちー!




08.01.03-04. 〜新年会〜
 3日
 天候:くもり
 気温:−12℃
 風:ほぼ無風
 積雪:シュカブラのハードバーンの上に新雪が5〜30センチ
 
 毎度恒例の新年会三段山ピークへ。
 山はおぞましい状態と聞いていたが、そのままでした。
 西の谷は最後まで凍ったシュカブラに殺されそうになり、思わず滑りを忘れて「下山!」と叫んでしまった。
 でも尾根の一部はいいパウダーで感激。樹林も最高でした。

 4日
 天候:曇りのちブリザード
 気温:−10℃
 風:暴風(未計測)
 積雪:固いハードバーンの上に40センチの新雪が載り、クラックとともに沢のいたるところで自然崩壊
     1400m以上はスラブになっていてクラックが入るとの情報

 昨夜のアルコール地獄に負けずバッチリ目を覚まして全員を起こしまくる。
 今日は富良野岳。登りはじめるとブリザードが始まる。
 登るほど山は機嫌が悪くなり、木々がきしむ。
 非常に危ない感覚の始まりだ。
 自分達のクラックだけでなく、自然誘発のスラッフがあちこちで落ちているので今日はG尾根のみ斜度のゆるいところで
 滑って帰る。
 でも、フェイスショットも頂き、満足。
 「山が怒ってる」
 そんな日はビール・風呂が最高だ。


07.12.29-30. 〜かけだし見習い〜
 28日の旭岳VCのバイトを終えて、そのまま札幌手稲を目指して車を走らせる。
 明日からは樋口さんの雪崩講習会を、講師をする立場としての押しかけ見習い丁稚奉公なのだ。
 さて車を走らせているのだが、行く手を阻む霧、霧、霧。。。
 どの車も前を行きたがらずに道をあけるような濃霧。
 「キツイなぁ・・・」と思いながら、飲まず食わずで夜中に手稲に到着。 
 コンビニラーメンを食ってグッタリである。。。
 林道に車を止め、走り屋のショボイマフラー音を聞きながらあっという間にシュラフで爆睡zzz
 始終横殴りの風と雨!!!に時折目を覚まし、翌朝はカッパを着ての起床となる。
 
パラダイスヒュッテ
 講習会初日はいきなり大荒れの天気となる。
 幸い、雨は雪となったが横殴りブリザードが受講者たちを遠慮なく倒す。
 
ブリザードの中のビーコン練習
 そんな中の講習なのにみなさん目の輝きが違います!!
 「おれも負けてらんねぇ」
 午後は天気も一段落してくれてイグルー作りをする。
 
小さいながらも楽しい我が家?
 なんとも快適なイグルーで泊ってもよさそうだ。
 しかし、今日の日程終了後はふたたび雨で大荒れ。
 イグルーは無残にも倒れかけていた。
 ヒュッテの夜(夕暮れ前からだけど)は、受講者一人、樋口さん、オレのたった3人!!!
 めずらしい。。。なんて静かな夜なんだ。 みんな泊ればいいのに。
 樋口さんにいたっては「さみしい。。。」「いや、この静寂なヒュッテの夜をみんなに伝えたい!!」と
  アルコール度40度の焼酎にめずらしくやられてしまい、3人の静かで熱い、山談義とともに夜更けを迎えたのだった。

 翌朝は当然頭が痛いのだが、そんな様子は微塵も出さない気合だ。
 今日は積雪観察や弱層テスト、そしてまとめのセルフレスキュートレーニングだ。
 
       
 食い入る目で受講する受講者達      昼飯料理中に窓の外に埋没人形カオリンが見える(なんてシュールなんだ)

 天気は恵まれ暖かい。
 トレーニングをする受講者は最初こそいい結果は出なかったが、最後には見違えるほど捜索が速くなっていた。
 正直ビックリ!
 ハタシテ、自分達の仲間同士で本番をむかえて、ここまでシステマチックに機能できるだろうか?
 「いや、できないはずだ」 そう確信してしまった。
 受講者達の貪欲で向上心に満ちた目はオレをくすぐった。

 そして、全てのカリキュラムが終了。
 今回、贅沢にも樋口さんにはマンツーマンで就かせてもらい、細かなアドバイスもいただいていい勉強になった。
 いや、ほんの入り口に立っただけだ。
 あの受講者達の目を忘れないように、オレも変わらねばならないのだ。


 おまけ・・・めずらしく帰りにラーメン屋などに入ってメシにしたもんだから、腹いっぱいで眠くなり、
  家路にたどり着けなかった。。。
  しかも、車で朝の7:30まで爆睡してしまう。
  いかん。細胞からやりなおさないと。




07.12.26. 〜青い朝〜
 天候:快晴
 気温:−10℃
 風力:北寄り4m前後
 積雪:標高1600〜1400mは厚いウィンドパック 1400m以下は20〜30センチのアラレまじりの新雪

 見下ろすメロウでクリーミーなスロープ&シュート
 陽光を背にした男の前にはスプレーを巻上げる影が
 楽しそうに駆け下りてゆく
 影は1度のダンスで満足できないようだ
 そりゃそうさ
 今日は ”tha day” だぜ

 



07.12.21-23. 〜遊びすぎ?〜
 
 
21日
 前日は札幌で雪崩講習会を見学。
 そのままカムイスキーリンクスへ行こうと深川の道の駅へ。
 国道沿いで車の音もうるさいので奥のほうで車中泊してたが、夜中じゅう、
 デリカの周りで除雪車が動いてる。。。ぜんぜん雪ないじゃないかぁ。。。寝れねぇ
 翌朝はグッタリしながらセブイブのカフェラテモーニング。
 そしてリンクスで革靴で5時間の練習。 「う、腰イテェ」

 22日
 あまりの睡眠不足で前日は爆睡。
 今日は前十勝へ行ってみる。
 なんともはや雪が深い。深すぎる。
 本来のトレース場所ではない所に道がついているので、ラッセルトレーニングと思って道を作る。
 最初はスネぐらいだった雪も、カバワラ辺りから深くなる。
 斜度が変わるところからさらに深く、一気に膝上ラッセル。
 「こんなの膝がもたねぇ。。。しかもこの深さは滑れないし、ガスで視界も無いから今日は。。。
   撤退!  」
 ざっくり掘ってみた雪は上から30センチがパウダー、さらに30センチがこしまりまでいかないパウダーで
 いずれもこぶし(fist)がスッと入り、その下からは硬度4本指(4f)こしまり雪となる。
 シールを外してトレースを利用しながら止まらないようにターンをしてあっという間に終了。
 あとは吹上で温泉につかり、下山。
 夜はT.papa家で宴。2時すぎまでみんな酔いまくる。
 
 23日
 わずか数時間の睡眠をむさぼり、5時半にT.papa家を出る。
 帰宅しても死ぬほど眠く、「山行くのイヤダァ」と思いつつ30分の仮眠。
 目が覚めると復活したので白銀荘へ行く。
 今日は三段山。
 晴れだ晴れ!
 山頂からドロップして東谷へ。
 さすがにみんなの深いシュプールは膝に堪えるので良いところをねらって楽しむ。
 う〜〜〜ん、雪も少し締まっていいパウダーだ!
 登り返してみんなはもう1本。
 オレは足が持たないと思ったのでのんびり台地で待つ。
 あとは白銀荘へ帰りましょう。
 2段目以降はすでにへっぴり腰になってしまうほど膝に力が入らず、アルペンターンも使う。
 「ふう、疲れたけど楽しかった」
 その後、温泉。
 kenさん、motoさん、kyonさんと夕飯。
 というか、居合わせた(居るのはわかってたのだ)樋口さんツアーの御飯つくりを手伝って
 お鍋のおすそ分けでアルコールを酌み交わす。
 さらにこざるとこぐさんも誘って(というか強引に連れてきて?)呑む。
 しかもこの2人たったの15分いただけで、10時になったので白銀荘を出なきゃなんないオレは失礼する。
 「も、申し訳ない。。。」
 
 デリカにペラペラにへたった秋用シュラフを広げ、眠る。。。「さ、さぶい」
 まだ暗い明け方4時過ぎ。
 −10℃のなか、あまりの寒さに寝れなくなり、プチ遭難気分で歯を鳴らしながらの帰宅となる。
 「うぅうぅうぅう、さぶい」
 


07.12.15. 〜山へ復帰 リハビリファーストツアー〜
 天候:晴れ
 気温:未計測
 雪質:シュカブラ、モッタリスノー 

 
 旦那さんから、ぱっちまんリハビリツアーできるなら行くかい?とのことで、
 おれもそろそろそのつもりだったから実行することにした。
 しかし、気象データではあまり良くない雪になりそうで、それに関してはまあルート選択でどうにもなるかと
 心配してなかったのだが、かっちゃんからの山情報で、山は強風でせっかくのパウダーは剥がされ、
 シュカブラとパックスノーでワヤみたいです。。。と。
 
 「まぢかよ。。。」
 でもまあ、カミフ会のミーティングもあるので一応行ってみる。
 
 山は晴れている。
 旦那さん、かっちゃん、naokiss、オレと揃ったところで三段山に出発。
 歩き始めて3秒で、「この雪は滑れね〜ぞ!」と叫びながらもだんだん標高は上がる。
 オレは斜滑降覚悟で山頂を目指すことを決めた。
 2段目はブッシュ祭り、さらに森林限界へ出るとそこはハイマツの海。海。海。。。
 シュカブラの波。波。波。。。
   
 
シュカブラの海と旦那さん          三段目付近のハイマツを歩く
 しかし俺らは山頂を目指す。
 途中、三段山クラブ特有の旦那さん休憩とり過ぎ地獄だったが、久しぶりの景色をじっくり楽しむにはいい具合だ。
 とっとと、山頂に着いてしまい、旦那さんはカミホロの破断面の撮影に専念。専念。専念。。。また専念。。。
 すっかり冷えてしまった体に一同ブーイング!
 満足な撮影ができたらしく、旦那さんは帰ってきた。

 「さて、下山するか!」  と、滑るか!では無いのだ。そんな斜面状況。
 ノーマルルートしか何とかできそうなところは無かったので、滑ることにする。
 で、これが意外と滑れる!!
 すげぇ、緊張しながらスタートするも、一度は失敗。
 再度深呼吸して滑ってゆく。     ・・・・き、キモチイイ。スベレタ。。。
 こんなに嬉しいとはねぇ〜
 その後も、強烈に狭く、若干のシュカブラのあるルートを、人身御供の旦那さんを先頭に探りを入れ、
 オレが続き、他のみんなが後方サポートしてくれる。
  
 
          ご覧の通りのハイマツランドとnaokissの滑り
 しかしここからがやばい雪だ。 パックスノーが内部に存在する、深くネットリした雪が始まる。
 板が色んな方向に勝手に動き、左膝を持っていかれてしまうのを押さえ込むだけで必死だった。
 ワンステップターンすらできねぇ。
 それでもなんとかしながら1段目まで下山。
 いいキッカーを見つけていたかっちゃんはnaokissとともにエアーをする。
 かっこよく決めるかっちゃんに対して、naokissは爆裂。
 
 
ナチュラルキッカーでエアを決めるかっちゃん
 何度か撮影したら白銀荘へ帰還。
 「みんなありがとう! 安心してファーストツアーができたよ」
 あとは風呂に入って超長風呂で湯あたり。 宿泊する俺と旦那さんはビールを頂く。
 「サイコーだわ〜」
 帰る2人と別れ、その夜はカミフ会のみんなで山を語り、体中に酒をぶち込み、カミフ産豚肉を筋肉に変換した。
 
 いい日だ。 山の神様と仲間に感謝。 




07.12.09-10. 〜この板でヤラレないでね〜

 ここんとこ本とPCに向かったままでケツが痛い。
 「雪崩ハンドブック」 ・・・面白いけど難しすぎるぞコラ!的な本である。
 脳が固まっちゃったオラには辛すぎます。
 
 で、気分転換第一がSHIBAさんところで、友人ピロに譲った板にbinのとりつけ(をしてもらう)。
 譲ったバンディッドXXXはかつて、オレをハイサイドでぶっ飛ばし、ダケカンバに衝突させた野郎だ。
 ピロ、ぶっ飛んで死ぬなよ〜
 
職人SHIBAさん ピロの子、ルカ。
 ふう、また本とPCに向かうか。。。

 で、息抜きが多いと言われ様が、リハビリトレーニングも必要なのだと自分に言い聞かせ、革靴履いて白金で基礎練習。
 う〜〜〜ん、革靴にはもっと細い板が欲しいなぁ〜

 帰宅後、がんばって本に向かうも、数時間で撃沈したのは言うまでも無い。 



07.12.07. 〜ほろたちパウダー〜

 昨日は筋肉痛で死んでいた。
 しかし、夜になって今度はミッチーの「ほろたち行かへん?」のメールに、
 さすがにパウダー滑るのはヤバイなぁっと思って二の足踏んだが、筋肉たちも超回復し始めていたのでやっぱり、
               「行く」
 だって、パウダーだし、平日でダレモイナイだろうし、なんといっても○○だし!
 まぁ、パウダー滑れなくてもいいやぐらいに考えてたけど、やっぱノートラックパウダーの斜面見るとダメです。
 とりあえずピステで足慣らしして、パウダーゾーンへ。
 でも、バンピーだし雪が深くいので、および腰で入ってゆく。
 1ターンづつ確かめて降りてくる。
 滑り方はメチャクチャ変だけど、とりあえずパウダーたのし〜!
 ゲレンデにはkeiちゃんや浅川君などやはり顔見知りの面々がおり、いいスプレーあげてますよ。
 そんなこんなで2時過ぎまで滑ると、もう限界。 膝が踏ん張れないのでギブアップ。
 他のみんなはキッカー飛んだり、撮影を始めたが、リフトから上がってくると何やら浅川君を囲んで変な雰囲気。。。
 とうやらバックフリップの時にスキーテールが頭にブッ刺さったらしく、帽子が血だらけだ。
 でもみんな笑ってる。。。
 keiちゃんは心配そうな顔してたが、傷口を見たらたいしたこと無いので大丈夫だ。
 keiちゃんの写真には思いっきりブッ刺さってるシーンがパーフェクトに写っててイケてるぜ!
 
 そんなこんなで、みんな今年も 「ヒャホー!」だぜ!



07.12.05. 〜カムイスキーリンクス〜

 前日、カルロス(言っておくが日本人だ)からメールが入り、スキー場行かない?ということだが、このときは自信がなかった。
 なんせ、近所の丘ぐらいしか滑ってないのだ。
 いきなり急斜面で滑れるか〜?
 だけどBコースを歩いて下ってきたことでフラストレーションも溜まってたから、「行く」のひとこと。
 さすがに革靴じゃ怖いのでT2履いてこう。板は15年以上も前のだけどね。
 緩斜面に立つも、恐怖心が先にたつ。
 カムイってこんなに急だっけ!? って気分だ。
 まずはボーゲン。 ん、いけるいける。 これでウォームアップしよう。
 次はシュテム。ワンステップ。などなど。
 可能な限りスピード落として滑ってみると、さすがに左右のバランスが変わってしまっているが大丈夫そう。
 徐々にスピードも上げながら、どれぐらいが今の限界手前なのかを探っておく。
 でも、太ももが泣きを入れてきた。
 「う〜ん、スキー場ごときで攣りそうになるなんて、オレも焼きがまわってるなぁ」
 ま、無理せず終わろう。
 でも、滑れるって楽しいね!



07.12.04. 〜旭岳スキー場Bコース〜
 
気温:-10℃
 風:ほぼ無風
 積雪:ふわふわ新雪が20〜30センチ

 盤ノ沢の辺り、どんなんかなぁ。
 という感じで行ってきましたが、藪・沢型いっぱい・雪も締まっていないという感じです。
 圧雪車に乗り込もうとしていたちょび髭のRW職員のMr.Tに、
 「フラッター?(ていうのかな?)おっつけて綺麗な雪面にしてね」と我がままを言う。
 歩き始め、綺麗に縦じまの入った雪面を「good job!」とつぶやきながら登る。
 これなら何とか楽しんで滑れそうだ。
 まだ膝も安定していないので今日はコースを滑る?予定。
 コース自体もまだ締まっていないので、踏み込むと沈む感じだ。
 小1時間ほどで1本松手前まで来ると、コースを作っている状態だったのでここから降りることに。
 するとMr.Tと得さんが乗った圧雪車が降りてくる。
 
親指立てるMr.T (暗くて見えねぇ!)
 挨拶を交わして、さぁて、滑ろうかとすると。。。「ゲェッ!?」キャタピラの深い凸凹が!!!
 「と、徳さん。。。」
 ま、いいか。どのみち板のワックスも剥がれて滑らんし。
 なので本日はほぼ直滑降で終了。
 VCでダラダラ、白樺荘でさらにダラダラの日でした。



07.12.03. 〜シュー三昧?〜
 

 
日記にスノーシューが出てくるのは初めてだ。
 なんせmyスノーシューが初めて我が家に来たのだから。
 そこで、さてどこ行こうか?と考え、森も山も見れるところ。
 なので白金から望岳台まで散歩にいってみた。
 ラッセルすると、町の雪と違って 「ワッサ、ワッサ」 と、結晶たちが攪拌される気持ちのよい音をたてる。
 時折見える山の方向は曇っていて定かでない。
 雪の上には、エゾリスの足跡だけでチョットサミシイ。
 
 しばらく登ると薄日が差してきた。
 山が見え始め、遠くに三段山が見える。
 野鳥達も鳴き始めたようだ。
 そんなこんなで、ダラダラした道であっという間に望岳台に着く。
 人の来ない所でマタ〜リと足を放り出して寝転び、十勝の山々を眺めながらくつろぐ。
 なんて暖かい日だ。
 遠く見下ろす森から、クマゲラの鳴く声が聴こえてきた。
     
 
遠くに三段山を望む            貧乏御用達、マジックフレーク
 
そうだ、山肌を眺めながら、だいたいの滑走可能場所もチェックしておこう。
 そんなこんなで、時間は過ぎ、山並みから分厚い雲が乗っ越しかぶさってきた。
 
 「さぁて下りるかぁ〜」


07.11.30. 〜「シュゥ〜〜〜ッていうてるがな、シュゥ〜〜〜って」」

 
朝から気合入れて、プロテインも持参して、圧雪されたとこでいいから滑るぞ!っと思って旭岳の駅に到着。
  RWで働くピロと話しながら、ザックも背負って、板も履いて、「さあ行くか!」
  てなときに、、、
  ピロ 「なんか、シュ〜〜〜っていってますよ」
  オレ 「またまたぁ〜」
  この 「またまたぁ〜」 の意味は、ピロとオレが揃うとデリカがパンクする伝説があるのだ。
  前回も釣りに行ったときだった。 しかもまったく同じ会話。
  しかし、タイヤを調べるとバルブに亀裂が入ってるらしく、かなりの勢いで空気が漏れる!
  やべぇ、遊んでる場合や無い。
  とりあえずビニールテープを借りて応急処置。
  板まで履いておいて美瑛にトンボ帰りなのだ。
  
うなだれるオレ バルブを応急処置
  帰ると早速、工場で修理してもらい思わぬ出費に泣く。
  でも、時計を見たらまだ1時。
  腹は減ったがこのままでは悲しすぎる。
  ここはいっちょ、草もまばら?な町営スキー場は滑れないものかと行ってみると、
  あまりにもの悲しい雰囲気だが何とか滑れそうなぐらいの雪が残っているではないか。。。
  てくてくとウロコ板で登り、とりあえず1本滑ってみる。
  ・・・と、ヨロヨロしたおじいちゃんみたいで危ないテレマークターン。
  また登って滑るを繰り返すうちに、なんだか腰がすわり始めたアルヨ。
  こうなったら、タノシイアルネ。
  
ユキハ5センチクライカナ?
  でも何本か滑ると、シュプールが草に引っかかってアブナイアル。
  つまずいてコケルと痛そうな積雪なんでここでヤメ。
  う〜〜〜〜〜ん。 ユキフレ! 朝練にいいアル。
  何回か練習したら、ゲレンデ行こう!



28.+α  〜入山前注意の看板デキマシタ〜
 
 
 
十勝岳温泉に入山時のご注意カンバンできました。
  温泉施設内や駐車場に設置されています。
  入山前に是非目を通していただきたいっす。 入山届けを書いてからお出かけヨロシクデス!

   ケイジさん、カクさん、役場の皆様、お疲れ様です! 
  
  


07.11.28.  〜イタカユイノガキモチイイ〜

 

  靴ズレが治りかけの時、痛かゆくて気持ちよくないですか?
  オレはキモチイイノダ。



07.11.26.  〜カミホロ雪崩事故〜
 
23日の雪崩事故後、24日の下見調査・捜索、25日雪氷学会調査に行って来ました。
 速報はtopページからリンクされていますのでご覧ください。
 
 いままで夏には捜索・救助で悲惨な現場も見てきましたが、冬の捜索現場は初めてです。
 遺体を発見するということは、ショッキングなことであり、それは現実であるということを強烈に植えつけます。
 25日の調査によってだんだんと規模が判明してくると、よりリアルさを増し、恐怖感に震えます。
 
 自分達のスキー山行を考えたとき、その時点でどれだけ注意を払っても気づくこと・想像できることなどは
 自然というとてつもなく大きな存在の前では小さな小さなものだと思います。
 だからこそ人間は、わかる事をより理解し、想像することを怠らないように努力しないといけないと再認識しました。
 より楽しむために、より気を使う。
 無知の快感より、努力の上での快感を求め続ける必要が人間にはあるのだろう。

 事故による犠牲者並びにご遺族の方に、ご冥福とお悔やみを申し上げます。


 *十勝岳温泉では有志によりカミフ会が発足されています。
  入山届けの管理をはじめ、雪崩講習会、遭難捜索にもかかわっております。
  皆さんが入山口で登山届けを書いてくれることが、有事の際には捜索救助のスピード化で
  入山者にもメリットがあります。
  めんどうくさいと思わずに、是非入山届けを記入してから出かけてください。


07.11.23. 〜278日ぶりのテレマーク〜
 
美瑛に25センチの雪が積もった。
 「ラッセルだけでもいいからスキーを履いてみたい」
 ただそれだけでウロコ板を持ち出す。

 
フィッシャーのウロコ板にボレーの3pin金具

 
 久々にテレブーツの紐を締める。
 3pinにセットし、裏の公園へ歩き出す。
 ぎこちなく、けれど気持ちよく1周してくると、「直滑降だけしてみようかな・・・」
 スキーのトップから舞い上がる粉雪に心奪われる。
 下ったら登り返す。
 1本1本、新雪を登り返し、滑ってるうちにもう1時間経ってしまった。
 あっという間に幅10m距離80mほどのプチゲレンデが出来上がった。
 踏み跡が固まってきたので、ボーゲン、そしてターンをしてみる。
 「なんだかいい感じ。いっちょテレマークターンしてみるか。。。」
 フラフラするものの、テレマーク姿勢のようなものはできている。
 
 こうなったら止まらない。
 数回コケテしまったが徐々にターンも安定してきた。
 気が付いたら2時間。
 さすがに両足が靴ズレしてしまい、今日はおしまい。
 
 パウダーの神様に感謝!


07.11.20.  〜ビーコントレーニング〜
 
 
ミッチーから「ビーコン練習したい!スープカレー付き」とのメール。
 一石二鳥だ!と即反応し、同じくピープスdspユーザーのカルロス(日本人)と
 旭岳ビジターセンターのkikちゃんも含めて、いざトレーニング!
 
 今回はasshで行う5段階練習法にdsp特性の理解を深めるトレーニングも実施。
 そう、単純な捜索は相当スピードの速いdspも、捜索ビーコン数が増えるほど難解度を増すので、
 むしろ習熟というより色んな捜索方法のパターンを経験していくことにする。

 練習段階を上げていくごとに、みんな頭を悩まし、リングワンデリングから抜けられない。。。
 しかし徐々に動き方を理解できるようになってきた。
 
 ガッツリお腹がすいたのでビジターセンターに戻ってスープカリーに舌鼓を打っていると、
 思った以上の猛吹雪がやってきた。
 まぁ、一通りは練習しておいたので、すっかり堕落モードに入ったみんなは、あとは温泉でも入って帰るか〜
 ということで、帰路に着くのであった。


07.11.14. 〜DON JOY〜
 

  
スポーツ用のニーブレスを購入
  はやくスキーを履いて歩いてみたい